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飲食店の人手不足解消!応募数を増やすために経営者がやるべきこと。

現役カフェ経営者の福井(@aomorio)です。

飲食店は人手不足の煽りをモロに受けています。

その背景として

  • 雇用全体が売り手市場になっている
  • 飲食店の労働環境が悪い
  • 飲食店の給料が低い

などの理由が挙げられます。

寿司職人などプロフェッショナルを求められる仕事でない限り、基本的に飲食店の仕事は誰でもできる仕事です。

そのため、飲食店同士の比較だけではなく、別業界の仕事とも比較されます。その上で求職者は応募先を選んでいます。

そんな背景もあって、飲食店は慢性的に人手が不足しています。

とは言え、実は人手不足解消は超シンプルに解決できます。

今回は、実際に私が人手不足解消に取り組んでみた経験から、『応募数を増やすためにやること』について書いてみました。

人手不足解消は短期と中長期で改善していくものと考える

飲食店経営者がまず考えるべきことは、

短期で改善できること

中長期で改善していくこと

2つに分けて考えるということです。

ごっちゃになってしまうと、とにかく人手不足を解消しなきゃ!!と焦り、やたらめったらに求人広告を出すことになります。

年間で数十万、数百万円の採用コストがかかってしまい、ただでさえ薄い利益を採用費だけで食ってしまいます。

まずは「今できること(短期)」「少しずつやっていくこと(中長期)」をしっかり整理して取り組んでいきましょう。

人手不足解消の根本的な解決は、応募数を増やして、退職者数を減らすこと

当たり前のことなんですが、意外とこの整理ができていない人が多いです。

なぜ応募数が少ないのか?

なぜ退職者数が多いのか?

人手不足の解消はこの2つの課題を切り分けて考えていかなければなりません。

今回は応募数を増やすことについて考えてみます。

応募数を増やすためには

それでは応募数を増やすためにはどうすればいいのでしょうか。

ここで大事になるのは顧客視点です。

求人に応募する人は、

何を考えているのか?

何を知りたがっているのか?

働く上で何が不安なのか?

求職者の気持ちになって何がネックになっているのかをイメージします。

彼らが引っ掛かっている事に対して、自分の店はこうだ!という解を提示しましょう

例えば、チェーン店や有名店など誰もが知っている店は、求職者本人もその店に行ったことがある、または行かなくても雰囲気を知っていることが多いでしょう。一方で個人店は、求人を見て初めて知ることも多く、立地や店の雰囲気、どんな料理を出しているかすらわかりません。自分が働くことが想像できない店のの求人は一発でスルーされます。

以前、求人で困っている飲食店を分析してみたことがあるのですが、

  • ホームページがない
  • ホームページがあっても写真が少ない
  • 食べログなどのグルメ媒体の情報が少ない
  • Googleマイビジネスの情報が少ない
  • SNSで発信していない
  • どんな人が働いてるのかわからない
  • シフトや仕事の内容が見えない

など、店舗の雰囲気が外部に発信されていませんでした。応募が少ないのも「そりゃそうだろ」という感想しかありません。

応募者を増やすために今すぐにできること

求職者の中には50代だけどカフェで働きたいという人もいるかもしれません。しかし心の中では「若い子しかいなかったら浮くんじゃないか」「体力的に大丈夫なのか」と思ってしまい、応募を諦める人もいます。

繰り返しになりますが、応募数を増やすしたかったら、彼ら彼女らの不安や心配事に対して、自分のお店の解を提示することです。

今すぐに自分のお店のことを外部に向けて発信です。

内装、外観、料理、店主の写真、考え、、、求職者が知りたがっているであろう情報をバンバン出していってください。

これまで100名以上の方々と面接してきた私の経験から言うと、求職者は求人を見たら必ずそのお店のことをネットで調べています。

①求人を見る→②ネットで調べる→③良さそうだと思ったら応募

大半の求職者は②で離脱しています。理由は店の情報がなさすぎるからなのです。

お店の理念が応募者を増やす

お店の情報を発信して応募数を増やすことは、ある意味、魚群の中に釣り針を投げてひょいっと引っ掛けるようなイメージに近いです。本当に釣りたかった魚が釣り針にかかるかどうかは投げてみないとわかりませんし、常に魚群を探さなければなりません。

魚群は言い換えれば『求人広告を見ている求職者たち』です。つまり魚群を集めるにはお金がかかります。

店の情報発信によって以前よりも応募が増えたとは言え、退職者が出たら常に求人広告を出さなければならない状況では、お金がいくらあっても足りません。

そこで、お金をかけずとも応募者数を増やす方法を考えなければなりません。

それが店の理念づくりです。

理念とは「この店に来てくれたお客様にこうなってほしい」「料理を通してこんな世の中を作っていきたい」というような、なぜ自分は飲食店をやっているのか?に対する答えのようなものです。

理念は人の共感を呼びます。共感は口コミになったり、人の頭の中に残るものです。

NHKのプロフェッショナル 仕事の流儀に出演されるような人たちは確固たる理念や信念を持って仕事をしています。

彼らの元で働く人たちも何だか楽しそうに仕事をしているように見えませんか?

自分もこんな会社で働いてみたいと思ったことはありませんか?

何が言いたいかというと、理念は求職者自らが働きたい!と思わせるツールなのです。ツールっていうとなんか安っぽいのですが。

求人広告は「うちで働いてくれよ〜!」と発信しているのに対して、理念は「うちはこんな店だから働きたいだろ?」と発信するようなイメージです。

理念に共感して入社した人は退職もしにくい傾向にあります。

理念はそう簡単に作り上げられるものではありませんが、応募者を増やし、応募者の質を高めるためにも、優先度を上げて取り組んでいくべきものだと考えています。

従業員が気持ちよく働ける環境を作れば採用には困らない

最後に、従業員に人を紹介してもらう方法です。

自分が働いてみて良い職場だったら絶対に紹介してくれます。

仕事の内容自体は、ぶっちゃけどんな仕事をやっても大変です。だから仕事を軽くすることにあまり意味がありません。

そうではなく、雇用する側として当たり前のことを当たり前にやりましょう。

  • 残業代はしっかり出しているか?
  • シフトの融通はきくか?
  • 希望通りに休めるか?
  • 人間関係はどうか?

経験上、雇用する側の姿勢みたいなものが気持ちよく働けるかどうかに関わってくると感じています。

私の知人の経営者は「社員は辞めないし、バイトは紹介で入ってくるから今まで求人広告をかけたことがない」と言ってました。年間100万円の広告費を払っているなら、100万円を従業員のために使うという考えもアリだと思います。

私自身、従業員が気持ちよく働ける環境づくりはまだまだと思っています。時間はかかりますが、従業員が気持ちよく働けるような体制を作っていきたいと思ってます。

まとめ

飲食店の人手不足解消をするためには、応募数を増やすことが必要で、その方法や考え方をいくつかご紹介しました。

人手不足が原因で、営業時間を短縮したり、閉店してしまうことほどもったいないことはありません。

日々変わる雇用情勢、世の中の流れに敏感になりながら生き残っていきたいものです。

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