現役カフェ経営者がオススメする本 12選

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数あるブログの中から、当ブログに訪問していただきありがとうございます。

現役でカフェを経営(現在5店舗)しながら、カフェ開業者、経営者向けのコンサルティングを行っているふきー(@aomorio)です。

このブログでは主に下記について書いています。

  • カフェ経営
  • 起業
  • その他

カフェ経営をしながら身につけた考え方であったり、実践してみてうまくいったことや失敗したことなど、リアルな情報を発信するように心がけています。

たまに雑記的に他の記事も書きますが、私のパーソナル部分だと思って読んでくださるとありがたいです。

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自己紹介

タイのナイトマーケット
ふきー

● カフェ経営者
● カフェ経営コンサルタント

1987年3月25日生まれ
青森県つがる市(旧 稲垣村)出身 ※吉幾三、太宰治の隣の村
新潟大学経済学部経営学科 国際マーケティング専攻

趣味:ギター、カメラ、東南アジア放浪
主義:家族との時間を大切にする(息子と娘の子育て奮闘中)

名前に寿が付いてるのでめちゃくちゃ縁起の良い名前です。たまにミスチルの桜井和寿に名前が似てるとも言われますが、本人はいつも否定していますw(過去にコアなファンに叩かれたことがあるから…)

まずは簡単に経歴から。

大学卒業後、新卒で外資系IT企業、コンサルティング会社を経て、2014年に独立しました。

Webコンサルティング業で開業した後、2015年に飲食素人ながらカフェを開業。試行錯誤を繰り返しながら4年で5店舗出店、売上10倍以上、従業員も50人超へ成長させました。

店舗展開をしていく中で、『カフェ開業のノウハウ』、『長く愛され続ける店舗経営スキル』、『経営者、従業員、取引先、顧客の四方良しをベースにした経営方法』を体系化。2019年よりカフェ開業者、経営者向けにコンサルティングを行っています。

売上を追求しすぎて失敗した過去

創業から1年経った頃です。

カフェの経営が軌道に乗り、もっともっと売上を拡大させようと意気込んでいました。

私は毎日15時間、朝から夜中まで働きっぱなし。肉体的に追い詰められた私は、周囲への当たり方もキツくなっていました。(と後で言われました)

従業員には無茶な要求をして、売上を重視するあまり、顧客までも置き去りにした商売するようになったのです。

結果、従業員との関係は悪化し、2ヶ月の間に2割の社員が離職。売上も低迷。私自身も体調を崩すことになったのです。

絶望の淵に立たされた私は、当時たまたま参加した経営者セミナーで人生を変えることができました。

講演のテーマは「幸せ」です。講師はこんな話をしてくれました。

私は過去に携帯電話の販売ビジネスをやっていました。

ある日、父親から「おまえ携帯屋だろ?携帯買いたいからおまえの店を教えてくれよ。」と言われ、はっとしたのです。

…父親に自分の店を紹介できない。

当時の主流は携帯電話を0円で販売し、有料のオプションをたくさん付けることでキャリアからバックをもらい、ビジネスを成り立たせていました。

60過ぎた父親がオプションを全て解約できるわけがありません。

私は「ドコモショップに行ったらいいよ」と言いました。

この時、こんなビジネスをしていてはダメだ、と強く思いました。

ガツンと金づちで殴られたような衝撃を受けました。

「私は何のためにカフェを経営しているのだろうか?」

従業員を不幸にし、お客さんにも素晴らしい商品を提供できていない、挙句の果てに自分の体調まで崩した、こんなビジネスでいいのだろうか。

これまでの考えと行為を深く反省したのです。

ビジネスは誰かの不幸を土台にして成り立たせるものではない。関わる全ての人が幸せにならなければいけない。

今の私は経営者、従業員、取引先、顧客の四方良しが基準となっています。

長く愛され続けるカフェ経営者を増やしたい

カフェは開業1年での閉店率が50%と言われています。

原因は大きく2つあると考えています。

  • 特別な調理技術が必要なく、お金をかけずに開業できてしまうため安易に開業している
  • カフェ経営を続けるための知識が不足している

カフェ経営に憧れている人の多くは、カフェを開業することが目的になっています。開業はゴールではなく、開業がスタートです。

良いものを提供しても売れない時代

私の周りにもカフェを開業したが1年も続けらずに閉店してしまった人がいます。

彼はコーヒーやエスプレッソを淹れる素晴らしい技術を持っていて、クオリティの高い商品を提供していました。立地も悪くありません。

しかし、店内はガラガラです。一度テレビに取り上げられ、客足が増えたはずなのに。。

残念ながら、しばらく経ってから閉店しまいました。

ここから学ぶべきことは、良いものを提供していればお客さんが来てくれる時代ではないということです。

人気のスイーツカフェが閉店する理由

もうひとつ、カフェの閉店事例をご紹介します。

平日土日共に賑わう通りに人気のスイーツカフェがオープンしました。

かわいい内装、インスタ映えしそうなスイーツ、オープン前から話題になり女子ウケ間違いなしのカフェでした。

案の定、オープンしてしばらくは開店から人が並ぶほどの人気ぶり。

当時はコンサルの仕事をしてなかったのですが、職場が近いこともあり興味本位でオープンからお店をチェックしていました。

オープンして間もなく

『人手不足のためアルバイトを急募しています!』

の張り紙が掲示されました。

「これは…」と思いました。

以前受講したセミナーで「安易に人を増やす飲食店は経営知識が乏しく閉店しやすい」と聞いたことがあったのです。

半年後、スイーツカフェは閉店してしまいました。

あんなに人気があったのに潰れるのはなぜでしょうか…

退店後に不動産屋に問い合わせて賃料を確認したら、その場所は相場から2倍も高い賃料だったのです。

私は商品単価と客数を見れば1日の売上が予測できます。商品を見れば原材料費もわかります。

その利益で、過剰な人件費と高い賃料。経営が成り立たないのは明白。

どんなに人気があるカフェでも経営知識が乏しければ閉店してしまうのです。

長く愛され続ける幸せなカフェ経営者を増やしたい

私は飲食素人でカフェを開業しました。本当に苦労して、今は何とかやっていますが、この苦労はもう二度と味わいたくありません。

私のところには、カフェを開業したい人が相談に来ます。

カフェ経営の知識がないままに開業すると、私と同じような苦労をすることになる。夢を実現してもすぐに閉店してしまう可能性もある。

この現実を受け止められるならカフェを開業する価値はある、と伝えています。

これまでカフェを経営してきた経験から言うと、

カフェの開業にはノウハウがあり、
長く愛され続けるカフェにはやり方があり、
経営者、従業員、取引先、顧客の四方が幸せになれる経営手法がある

ということです。

これからの日本は大手コーヒーチェーン店が店舗を増やし、個人カフェが淘汰されていく時代です。(個人カフェは既にピーク時から店舗数は半分以下になっています)

私が苦労してきたからこそ、閉店したカフェを見てきたからこそ、1人でも多くの幸せなカフェ経営者を増やしていきたいと考えています。

他人との比較ではない、本当の幸せを追求する

私の価値観について少しお話をします。

物質的な豊かさが本当の幸せか?

私は生まれも育ちも青森で、高校を卒業するまでの18年間を過ごしました。

大学に進学する時「なぜこんな田舎で生まれたんだ、二度と戻ってくるものか!」と思っていました。

就活する時は「日本の企業に就職したら負けだ!だから外資だ!」と思っていました。内定をもらった会社は「年収」で選びました。

2社目に転職した時は「職業で一番かっこいいのはコンサル!」だと思っていました。

起業した時は「誰よりも稼いでやろう!地域で目立とう!」とばかり考えていました。

住む場所、年収、職業、地位のような目に見えるもので、誰かよりも優位に立つことが私なりの正義でした。それが私の心を満足させるものだと信じていました。

しかし…本当は心が荒れる一方です。

どこまで行けば自分は満足できるのか?どこまで行けば心から幸せだと思えるのか?先の見えない真っ暗な廊下を全力で走っているような感覚。

物質的な豊かさを求める限り、常に上と自分を比較してしまいます。

精神的な幸せを高め、幸せを他者と分かち合うことが本当の幸せ

一方で、精神的な幸せには限界がなく、他者と比較することはありません。

仏教、キリスト教、イスラム教の信仰者で誰が精神的に一番幸せかを比較することはナンセンスです。

むしろ宗教で超越した人たちは、自分の精神的な幸せが大きいからこそ、他者と分かち合うことができます。

本当の幸せとは、自らの精神的な幸せを高め、幸せを他者と分かち合うことではないでしょうか。

今の私のビジネスの根底にはこの考えがあります。

  • 自分の物質的な豊かさを求めるためのビジネスはやらない。
    ▶儲けるかどかで飛びつかない。
    ▶ビジネスの意義を考える。
  • お客様が喜んでお金を払ってもらえるようなビジネスをする。
    ▶お客様の喜びや感動のために全力を尽くす。

少しでも共感していただけると嬉しいです。

お客様が結果を出すWin-Winの関係

お客様の中には「お金は払うからあとはやってくれ」というタイプの方もいらっしゃいます。ハッキリ言いますが、このように考えているお客様は成功しません。

理由2つあります。

1つ目は、コンサルタントは黒子だからです。
お客様を支え、伴走しながらゴールまで一緒に走り続けるのがコンサルタントの仕事です。お客様自身が走らなければゴールにたどり着くことはできません。

2つ目は、Win-Winの関係が結果を出すからです。
お金を払うから偉いわけではないし、コンサルタントだから偉いわけではありません。常に対等関係であり、尊重しながら仕事を進めるからこそ結果が出ます。どちらかが不幸になるような関係は、全力でコミットできませんので結果は出ません

カフェを開業したい、経営を改善したいと思ったら

ここまで読んでくださってありがとうございます。私の考えをご理解いただけたかと思います。

何でもいいからとにかく売上を上げたい!というのであれば、他のコンサルタントにお問い合わせいただいた方が良いでしょう。

私の考えに共感してくださって、かつ経営者、従業員、取引先、お客様の四方良しを目指しつつ、カフェを経営していきたいと考えている方がいらっしゃったらぜひお問い合わせください。

カフェはビジネスです。末永く経営して行くものです。

短期で逃げ切るつもりなら、他のコンサルタントの方が上手にやってくれると思います。

長い目で見た時、無理はどこかで歪みとなり、いつか必ず亀裂が入ります。

開業に悩んでいる今だからこそ、経営が思うようにいかず苦しい今だからこそ、長期的な視点で取り組んでいきましょう!